過去問クエスト行政法(過去問)★★★☆☆2023年度
行政手続法における申請に対する処分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- ✓行政庁は、審査基準を定めた場合、行政上特別の支障があるときを除き、これを公にしておかなければならない。
- 行政庁は、申請書の記載事項に不備がある場合、補正を求めることなく当該申請を拒否することができる。
- 行政庁は、申請が到達したときから原則として30日以内に何らかの処分をしなければならない。
- 審査基準の設定は行政庁の努力義務であり、設定しない場合も違法とはならない。
- 行政庁は、申請により求められた許認可等を拒否する処分をする場合、申請者の求めがない限り理由を示す必要はない。
解説
行政手続法5条3項は、審査基準を定めた場合に行政上特別の支障があるときを除き公にしておかなければならないと規定する。bは誤り(補正を求めるか拒否理由を通知しなければならない)。cは30日という期限規定はない(標準処理期間は努力義務)。dは誤り(審査基準の設定は義務・5条1項)。
ポイント
審査基準:設定義務あり・原則公表義務あり。標準処理期間:設定は努力義務。
ひっかけポイント
標準処理期間を「法定処理期限」と誤解しやすい。標準処理期間の設定は努力義務であり、期間内の処分義務はない。
Source
- [条文] 行政手続法第5条
e-Gov法令検索 · 2026-06-15 · リンク
更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01