過去問クエスト民法(過去問)★★★☆☆2021年度
民法における親権に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 父母が婚姻中である場合、親権は父母が共同して行使しなければならず、単独で行使することは一切できない。
- 子が15歳未満の場合、法定代理人が子の代わりに遺言をすることができる。
- ✓親権者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為について子を代表する。
- 父母が離婚する場合、協議離婚・裁判離婚のいずれの場合も、親権は父母の共同親権となる。
- 親権者が子に代わって法律行為をする代理権は、子が成年に達した後も存続する。
解説
民法824条は「親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する」と規定する。aは誤り(日常の行為等は単独行使可)。bは誤り(遺言は一身専属行為であり代理不可・民法961条は15歳以上で遺言可能と規定)。dは誤り(離婚後は単独親権となる)。
ポイント
親権の内容:身上監護権+財産管理権(代表権含む)。離婚後は単独親権(令和6年改正で共同親権も導入予定)。
ひっかけポイント
離婚後も共同親権が維持されると誤解しやすい(改正前)。現行法では離婚後は単独親権が原則。
Source
- [条文] 民法第824条
e-Gov法令検索 · 2026-06-15 · リンク
更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01