過去問クエスト行政法(過去問)★★★☆☆2022年度
即時強制とは、義務の不履行を前提とせず、目前の急迫した危険を排除するため、行政機関が直接に人または物に実力を行使する作用であり、行政刑罰の一種である。
選択肢
- 正しい
- ✓誤り
解説
即時強制は義務の不履行を前提とせず急迫の危険を排除するために実力を行使するものであるが、行政刑罰ではない。行政刑罰は義務違反に対する刑事罰的制裁(懲役・罰金等)であり、即時強制は実力行使による状態の実現であって別概念。即時強制の例:伝染病患者の強制入院・泥酔者の保護・消防法上の建物への立入消火等。
ポイント
即時強制:義務不履行の前提なし・急迫の危険への直接実力行使(行政刑罰とは別)。行政罰:行政刑罰(刑事罰)と行政上の秩序罰(過料)。
ひっかけポイント
即時強制を行政刑罰と混同しやすい。即時強制は実力行使による状態実現であり、罰則ではない。
Source
- [書籍] 行政法概説Ⅰ(第7版)
有斐閣 · 2026-06-15
更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01