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過去問クエスト行政法(過去問)★★★☆☆2021年度

行政法上の信頼保護の原則とは、行政庁の言動(先行行為)を信頼して行動した私人が損害を受けた場合、行政庁は当該信頼を保護しなければならないという原則であり、私人の信頼が保護されるためには行政庁の言動が適法であることが必要である。

選択肢

  • 正しい
  • 誤り

解説

信頼保護の原則において、行政庁の先行行為が適法であることは要件ではない。むしろ、違法な先行行為(例:違法な許可)を信頼した私人の保護が問題になる場面が多い。重要なのは①行政庁が信頼の基礎を与えたこと、②私人が当該信頼に基づいて行動したこと、③信頼が正当(善意・無過失)であることなどである。

ポイント

信頼保護の原則の要件:先行行為の存在+正当な信頼+信頼に基づく行動。先行行為の適法性は要件ではない。

ひっかけポイント

行政庁の先行行為が適法でないと信頼保護が認められないと誤解しやすい。違法な先行行為でも信頼保護の対象になりうる。

Source

  • [書籍] 行政法概説Ⅰ(第7版)
    有斐閣 · 2026-06-15

更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01