過去問クエスト憲法(過去問)★★★☆☆2023年度
最高裁判所は、衆議院議員選挙における一票の格差が2倍を超えた場合に、常に違憲・選挙無効の判決を下してきた。
選択肢
- 正しい
- ✓誤り
解説
最高裁は一票の格差について、違憲または違憲状態と判示した事例があるが、事情判決の法理(判決時点では選挙を無効にしないが違憲と宣言)を用いる場合が多く、常に選挙無効とはしていない。また2倍超で常に違憲とする絶対的基準は採用していない(事案により判断は異なる)。
ポイント
一票の格差:違憲・違憲状態と判示される場合あり。ただし選挙無効とせず事情判決(将来効)を多用。2倍超=常に違憲の絶対基準なし。
ひっかけポイント
2倍超えで常に違憲・選挙無効と誤解しやすい。最高裁は事情判決の法理を多用し、違憲状態でも即時無効にしない判決が多い。
Source
- [判例] 最大判昭和51年4月14日(定数訴訟)
最高裁判所 · 2026-06-15 · リンク
更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01