Lawyer Quest
← 戻る
過去問クエスト憲法(過去問)★★★☆☆2021年度

最高裁判所裁判官の国民審査(憲法79条)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  • 最高裁判所裁判官は、任命後最初の衆議院議員総選挙の際に国民審査を受け、その後は5年ごとに審査を受ける。
  • 国民審査で罷免が可とされた裁判官は、内閣がその罷免を決定する。
  • 国民審査は衆議院議員総選挙の際に行われ、投票者の多数が罷免を可とした場合に裁判官は罷免される。
  • 最高裁判所長官は、国民審査の対象とならない。
  • 国民審査は、最高裁判所裁判官の任命と同時に行われ、その後は再審査されることはない。

解説

憲法79条2項は「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする」と規定し、同条3項は「投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される」と規定する。aは誤り(10年ごと)。bは誤り(国民の多数が罷免を可とした時点で罷免・内閣の決定不要)。dは誤り(長官も審査対象)。

ポイント

国民審査(79条):最初の衆議院総選挙・その後10年ごと。投票者の多数が罷免可→罷免。長官も審査対象。

ひっかけポイント

国民審査が「5年ごと」と誤解しやすい。正しくは「任命後最初の衆議院総選挙・その後10年経過後の最初の総選挙」(79条2項)。

Source

  • [条文] 日本国憲法第79条
    e-Gov法令検索 · 2026-06-15 · リンク

更新日: 2026-06-15 · 法令基準日: 2026-04-01