過去問クエスト民法(過去問)★★★☆☆2021年度
遺留分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- ✓直系尊属のみが相続人である場合の遺留分は、相続財産の3分の1である。
- 兄弟姉妹にも遺留分が認められる。
- 遺留分を侵害する遺言は、当然に無効となる。
- 遺留分侵害額請求権は、相続の開始を知らない場合でも、相続開始の時から1年で時効消滅する。
- 遺留分の算定の基礎となる財産には、相続開始前1年間にした贈与のみが加算され、それより前の贈与は一切加算されない。
解説
民法1042条1項1号のとおり。bは誤り(兄弟姉妹に遺留分はない)。cは誤り(遺留分侵害額請求権の行使により金銭請求できるにすぎず、遺言自体は当然無効ではない)。dは誤り(1048条により相続の開始及び遺留分を侵害する贈与・遺贈があったことを知った時から1年)。
ポイント
遺留分権者は兄弟姉妹を除く法定相続人。遺留分侵害額請求権の時効は知った時から1年、相続開始から10年。
ひっかけポイント
遺留分を侵害する遺言は無効と誤解しやすいが、遺留分侵害額請求権を行使するにすぎない。
Source
- [条文] 民法第1042条
e-Gov法令検索 · 2026-06-16 · リンク
更新日: 2026-06-16 · 法令基準日: 2026-04-01