Lawyer Quest
← 戻る
過去問クエスト民法(過去問)★★★☆☆2022年度

相殺に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  • 相殺は、双方の債務が相殺に適する状態(相殺適状)になった時に遡って効力を生じる。
  • 悪意による不法行為に基づく損害賠償の債務の債務者は、その債務を相殺をもって対抗することができる。
  • 相殺をするには、相手方の承諾を得る必要がある。
  • 自働債権の弁済期が未到来であっても、相殺をすることができる。
  • 相殺は、当事者の一方の意思表示によってすることができず、双方の合意を要する契約である。

解説

民法506条2項のとおり。bは誤り(509条により原則として相殺をもって対抗できない)。cは誤り(506条1項により一方的意思表示で相殺できる)。dは誤り(自働債権は弁済期が到来していることが必要)。

ポイント

相殺の効力は相殺適状時に遡及(506条2項)。悪意による不法行為に基づく損害賠償債務は相殺禁止(509条)。

ひっかけポイント

相殺は双方の合意が必要と誤解しやすいが、一方的意思表示で可能。

Source

  • [条文] 民法第506条
    e-Gov法令検索 · 2026-06-16 · リンク

更新日: 2026-06-16 · 法令基準日: 2026-04-01