過去問クエスト憲法(過去問)★★★☆☆2018年度
違憲審査基準に関する次の記述のうち、最高裁判所の判例の立場として正しいものはどれか。
選択肢
- ✓尊属殺重罰規定(旧刑法200条)について、最高裁は立法目的は合理的であるが、目的達成の手段である刑の加重の程度が極端で著しく不合理であるとして憲法14条に違反するとした。
- 薬局開設の距離制限規定について、最高裁は職業選択の自由を侵害しないとして合憲とした。
- 国籍法の届出による国籍取得に関する区別について、最高裁は合理的根拠があるとして合憲とした。
- 非嫡出子の法定相続分を嫡出子の2分の1とする規定について、最高裁は一貫して合憲としている。
- 最高裁は、衆参両院の議員定数不均衡について、これまで一度も違憲又は違憲状態と判断したことがない。
解説
尊属殺重罰規定違憲判決(最大判昭48.4.4)のとおり。bは誤り(薬事法距離制限違憲判決で違憲とされた)。cは誤り(国籍法違憲判決で違憲とされた)。dは誤り(後に違憲とする判例が出された)。
ポイント
尊属殺重罰規定違憲判決:目的は合理的だが手段が著しく不合理として14条違反。
ひっかけポイント
薬事法距離制限・国籍法判決を合憲と誤解しやすいが、いずれも違憲判決。
Source
- [条文] 日本国憲法第14条
e-Gov法令検索 · 2026-06-16 · リンク
更新日: 2026-06-16 · 法令基準日: 2026-04-01