過去問クエスト憲法(過去問)★★★☆☆2022年度
違憲審査権に関する次の記述のうち、正しいものはどれか(判例を含む)。
選択肢
- ✓最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかどうかを決定する権限を有する終審裁判所である。
- 違憲審査権は最高裁判所のみが有し、下級裁判所は行使することができない。
- 条約は違憲審査の対象とならない。
- 違憲審査権には、具体的事件を離れて抽象的に法律の違憲性を判断する権限が含まれる。
- 違憲審査権は司法権の行使に付随して行われるものではなく、独立した手続として法律の制定後直ちに行使される。
解説
憲法81条のとおり。bは誤り(判例上、下級裁判所も違憲審査権を行使できる)。cは誤り(砂川事件判決等で条約も違憲審査の対象となりうるとされた)。dは誤り(警察予備隊事件判決により付随的審査制を採用し、抽象的審査権は認められない)。
ポイント
日本は付随的審査制(警察予備隊事件)。下級裁判所も違憲審査権を有する。
ひっかけポイント
違憲審査は抽象的にも行えると誤解しやすいが、具体的事件性が必要。
Source
- [条文] 日本国憲法第81条
e-Gov法令検索 · 2026-06-16 · リンク
更新日: 2026-06-16 · 法令基準日: 2026-04-01